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s-2s_meeting_20210616 [2021/06/17 17:59] harada |
s-2s_meeting_20210616 [2021/06/29 09:13] (現在) harada |
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行 17: | 行 17: | ||
* S-2Sケガキは床だけでなく、壁にも欲しい(TOKIN) | * S-2Sケガキは床だけでなく、壁にも欲しい(TOKIN) | ||
* 磁石が運ばれてくる前に、検出器ケガキも必要な分は済ませておく: | * 磁石が運ばれてくる前に、検出器ケガキも必要な分は済ませておく: | ||
+ | * 分電盤の移設 | ||
* 年内にK1.8黄色大扉前の片付け: | * 年内にK1.8黄色大扉前の片付け: | ||
* 年内にK1.8黄色大扉前での検出器組立作業完了: | * 年内にK1.8黄色大扉前での検出器組立作業完了: | ||
* 2021/ | * 2021/ | ||
* 12月:KEKつくば北CHにてQQDの解体 | * 12月:KEKつくば北CHにてQQDの解体 | ||
- | * 1月:一気にK1.8エリア周りにS-2Sの各パーツが搬送 | + | * 1月:一気にK1.8エリア周りにS-2Sの各パーツを搬送 |
+ | * Q1は上下2つのパーツに分けてつくばから搬送予定 | ||
+ | * K1.8黄色大扉前にそのまま仮置き予定(だが、省スペースのため、Q1をこのスペースで組み上げるようSYCに依頼することも可) | ||
* 2月:K1.8エリア内への磁石設置を完了 | * 2月:K1.8エリア内への磁石設置を完了 | ||
* はじめにD1磁石の設置から行う | * はじめにD1磁石の設置から行う | ||
- | * 3月:配管・配線(ここまで来れば通電試験ができるようになる) | + | * 3月:配管・配線 |
- | * Q1は上下2つのパーツに分けてつくばから搬送予定 | + | * ここまで来れば通電試験ができるようになる |
- | * K1.8黄色大扉前にそのまま仮置き予定(だが、省スペースのため、Q1をこのスペースで組み上げるようSYCに依頼することも可) | + | * エリアの高いところに渡っている磁石電源用配線ラダーはS-2Sインストールのためにじゃまにはならないか?→実際にTOKINにエリアをみてもらって判断する |
* Q1, 2連結パーツは、S-2S設置契約内で製作するように進めている | * Q1, 2連結パーツは、S-2S設置契約内で製作するように進めている | ||
* 配管について:古い3インチ管を本当に使用する?: | * 配管について:古い3インチ管を本当に使用する?: | ||
行 33: | 行 36: | ||
* 2 or 3インチそれぞれの場合の配管図面を作成し比較検討する | * 2 or 3インチそれぞれの場合の配管図面を作成し比較検討する | ||
* S-2S検出器の配置は2022/ | * S-2S検出器の配置は2022/ | ||
- | * ちなみに、Long Shutdown中はD4上に遮蔽体が積まれているため(FL=8)、安全管理の面から検出器作業は難しい | + | * ちなみに、Long Shutdown中はD4上に遮蔽体が積まれているため(FL=8)、安全管理の面からこの場所での検出器作業は難しい |
* S-2S検出器状況と今後の作業予定確認(原田)\\ {{ : | * S-2S検出器状況と今後の作業予定確認(原田)\\ {{ : | ||
行 41: | 行 44: | ||
* E42が終わったら、Uのwire張り替えを行うこと: | * E42が終わったら、Uのwire張り替えを行うこと: | ||
* BAC | * BAC | ||
- | * E42 BACは1段。E07, | + | * E42 BAC(= E13 SAC1)は1段。E07, |
* E07は中身が一体型になっていて、πレート耐性が心配? → Segment化は必要? | * E07は中身が一体型になっていて、πレート耐性が心配? → Segment化は必要? | ||
* BACの必要性について | * BACの必要性について | ||
行 48: | 行 51: | ||
* E42の感覚では、BTOFだけではKaonのπ崩壊が分けられない(2割くらいコンタミする) | * E42の感覚では、BTOFだけではKaonのπ崩壊が分けられない(2割くらいコンタミする) | ||
* その意味では、なるべく標的の近くに配置する方がKaonの崩壊πを拾える | * その意味では、なるべく標的の近くに配置する方がKaonの崩壊πを拾える | ||
- | * また、1段だけでは90%eff.しかなく、2段ORをとることで初めて99%eff.でπ IDができる | + | * また、1段だけでは90%eff.しかなく、2段ORをとることで99%eff.を実現している |
* もちろん、物質厚はその分増すことになる | * もちろん、物質厚はその分増すことになる | ||
- | * Vertex分解能の観点から、標的とBACは数cm離した方が良い | + | * 物質厚に起因する多重散乱の効果をなくすためには、なるべく薄くするかVO近くに配置する |
- | * さらに、物質厚に起因する多重散乱の効果をなくすためには、なるべく薄くするかVO近くに配置する | + | * また、Vertex分解能の観点から、標的とBACは数cm離した方が良い |
- | * | + | * 以上の観点を踏まえて、BACについては改めて議論すべし(BH2も合わせて考えること): |
- | * BH2 | + | |
* SDC out | * SDC out | ||
* E42が終わり次第、準備棟で動作チェックを進める: | * E42が終わり次第、準備棟で動作チェックを進める: | ||
行 66: | 行 68: | ||
* 加速器調整建屋でできることといえばPMTの1peテストくらい | * 加速器調整建屋でできることといえばPMTの1peテストくらい | ||
* エリアにインストールしてからTOFxWC trig.でテストするくらいでいい → 4月以降でok | * エリアにインストールしてからTOFxWC trig.でテストするくらいでいい → 4月以降でok | ||
- | * LAC PMTは予備して考えれるかもしれない | + | * LAC PMTは予備として考えられるかもしれない |
* WC | * WC | ||
* E42 WCのPMTを予備としてE42セットダウン時に確保しおくこと: | * E42 WCのPMTを予備としてE42セットダウン時に確保しおくこと: |