=====S-2Sミーティング 2021.06.16(Wed)===== ====参加者==== 永江、後神、七村、原田、 高橋俊、鵜養、山本、市川、早川、三輪、藤岡 高橋仁、田中 ====議論==== * Intro、Summary(後神)\\ (資料) * E42ビームタイム終了後、7月以降の全体スケジュールの確認 * Wiki, Slackの活用提案 * 今後のミーティング予定 * S-2S設置スケジュール(高橋仁)\\ {{ :meeting_memo:s2s仮置き.pdf |S2S仮置き図面}} * ~2021/12の予定、TODO * E42セットダウン後、K1.8エリアを更地にする * S-2Sケガキ作業(TOKIN) * S-2Sケガキは床だけでなく、壁にも欲しい(TOKIN) * 磁石が運ばれてくる前に、検出器ケガキも必要な分は済ませておく:!: * 分電盤の移設 * 年内にK1.8黄色大扉前の片付け:!: * 年内にK1.8黄色大扉前での検出器組立作業完了:!: * 2021/12~2022/3の予定 * 12月:KEKつくば北CHにてQQDの解体 * 1月:一気にK1.8エリア周りにS-2Sの各パーツを搬送 * Q1は上下2つのパーツに分けてつくばから搬送予定 * K1.8黄色大扉前にそのまま仮置き予定(だが、省スペースのため、Q1をこのスペースで組み上げるようSYCに依頼することも可) * 2月:K1.8エリア内への磁石設置を完了 * はじめにD1磁石の設置から行う * 3月:配管・配線 * ここまで来れば通電試験ができるようになる * エリアの高いところに渡っている磁石電源用配線ラダーはS-2Sインストールのためにじゃまにはならないか?→実際にTOKINにエリアをみてもらって判断する * Q1, 2連結パーツは、S-2S設置契約内で製作するように進めている * 配管について:古い3インチ管を本当に使用する?:!: * 太いと曲げ半径が大きくなってしまうため、実験グループ的に損なのではないかという懸念 * 新しく2インチ管を購入することも可能ではある * 2 or 3インチそれぞれの場合の配管図面を作成し比較検討する * S-2S検出器の配置は2022/4以降に可能となる * ちなみに、Long Shutdown中はD4上に遮蔽体が積まれているため(FL=8)、安全管理の面からこの場所での検出器作業は難しい * S-2S検出器状況と今後の作業予定確認(原田)\\ {{ :meeting_memo:s2smeeting_20210616.pdf |準備状況(ver. 2021.06.16)}}, {{ :meeting_memo:s2schambers_20210528.pdf |S2Schambers config.}} * BFT * BFTテントの発熱がやや問題 → BFT, 回路で冷却系を分けるようにする:!: * BC4 * E42が終わったら、Uのwire張り替えを行うこと:!: * BAC * E42 BAC(= E13 SAC1)は1段。E07, 13は2段(E13はK1.1に持っていかれる可能性あり)。 * E07は中身が一体型になっていて、πレート耐性が心配? → Segment化は必要? * BACの必要性について * トリガーレート的には、後ろのKaonを要求するだけで十分間に合う * むしろπをIDするために入れる意味の方が大きい * E42の感覚では、BTOFだけではKaonのπ崩壊が分けられない(2割くらいコンタミする) * その意味では、なるべく標的の近くに配置する方がKaonの崩壊πを拾える * また、1段だけでは90%eff.しかなく、2段ORをとることで99%eff.を実現している * もちろん、物質厚はその分増すことになる * 物質厚に起因する多重散乱の効果をなくすためには、なるべく薄くするかVO近くに配置する * また、Vertex分解能の観点から、標的とBACは数cm離した方が良い * 以上の観点を踏まえて、BACについては改めて議論すべし(BH2も合わせて考えること):!: * SDC out * E42が終わり次第、準備棟で動作チェックを進める:!: * Arガスは原研が適宜用意するので、まずはこれでガス置換 * EthaneボンベはE42の余りから使用するべし * Ar/Ethane用のmixerは準備棟に保管してある * 架台は普通のKL or KL smallのどちらでも組めるように設計すべし:!: * redundancyのためにも3台は必要 * K1.8でKURAMA SDC3で使用しているPreAmpカードの予備を持っていたと思うので要確認:!: * KURAMA SDC2で使用しているPreAmpカードはそれとは別物で、こちらもたくさん予備を持っていたと思うので要確認:!: * AC * 加速器調整建屋でできることといえばPMTの1peテストくらい * エリアにインストールしてからTOFxWC trig.でテストするくらいでいい → 4月以降でok * LAC PMTは予備として考えられるかもしれない * WC * E42 WCのPMTを予備としてE42セットダウン時に確保しおくこと:!: * WC水槽の見直しについて:!: * E70水槽は注水口が1つだけしかない → 2つに変更した方が良いか検討すべし * E70水槽の注水口のふた底面、PMT面、最高水位が同じ → 少しでも水が抜けるとPMT面に空気が溜まってしまうので、注水口のふたにバッファができるように作り替えるべし * WC Sum Logic:E70で持っているものかE42で使用していたものかどちらを使うか要検討:!: * S-2S * HeバッグはSDC3が入る前にD1の中に詰めなければならない → 今年度中に手配:!: * その他(急を要しないコメント) * BFTは劣化が進んでいるので、そのうち作り替える必要が出てくる(E70の間はまだ大丈夫か?) * BH1はgainが下がりつつあるので、そのうち替える必要あり(が、これもやはりE70の間は大丈夫か?) * PAC等について(鵜養) * Long Shutdown明けはESSの焼きだしのため、FXからスタートする * 7月PACはビデオレターを1週間前にアップロード(E70, E42 Status) * 7/5, 6あたりでK1.8ミーティングをしましょう * E70コミッショニングでは、w/, w/o AFTがすぐ切り替えれるようにAFTの移動機構を考えておきましょう:!: