2002年度P1/P3合同発表会

日時2003年3月24日(月曜日)9:30〜13:00
場所 第4講義室

P1/P3(クラスター組)の実験紹介
K2K実験におけるmuonモニター室での
beam profileおよびmuon lifetimeの測定
IITカメラで電子対生成を撮る!
16O原子核のαクラスター構造の検証
・beam profileおよびmuon lifetimeの測定
我々の実験グループでは、K2K実験のミューオンモニター室を使わせて頂き、 ミューオンの崩壊によって発生するポジトロンを観測することにより、ビーム プロファイルおよびミューオンの寿命の測定を行いました。


・IITカメラで電子対生成を撮る!
One Photonを見分ける高性能カメラIITでNaIを通して見る素粒子の世界。宇宙線のほか、タンデムでつくったガンマ線による電子対生成も撮影。
12C薄膜に6Liビームを当て、16Oの励起状態を作る。

6Li + 12C → d + 16O*

このO*が2つの8Beに崩壊し、更にBeが2つのα粒子に崩壊する反応を見る。

16O*8Be + 8Be → 2α + 2α

そして16Oの回転バンド状態と呼ばれる一連の励起準位について慣性モーメントを求めることにより、その形状を考察する。

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