ハイパー核
スペクトロスコピー
ラムダ核の束縛エネルギーは質量数によらず30MeV程度でおさえられてしま うのでビームの運動量の誤差を小さくする必要があるがこれはK2ビームラ インでは難しい。
エマルジョン
慣れれば1枚のエマルジョンを30時間で見られる。
分岐の仕方や線の長さ、太さからイベントを探すが、このとき、エネルギ ー分解能は1MeV以下になる。
ビームが使えるのは2月なので時間的にこの実験は難しい。
これらのことよりハイパー核組の提案は実現不可能である。オプションで既 にビームが照射されているエマルジョンを見ることはできる。
ニュートリノのヘリシティー
相対誤差を数%程度にするのは難しいが可能かもしれない。
検出器では毎秒10^7個程度しか感知できない(検出効率も考慮すると毎秒 10^5個程度)。
Sm、Euが少なくてもすむような装置を考える必要がある。
今年は主としてこの実験を行う。
ミューSR
? 落下の際の横方向のずれを見積もるのは難しい。
鉄粉が磁石にくっつくかどうかは確認できる。
後者はオプションで行う。

小笠原