1.鉄の透磁率の測定(千阪、関)
環状の鉄の2箇所にコイルを巻き、一方に電流を流す。これを変化させて他方のコイルに生じる起電力を測定する。電流の変化、起電力から磁場と磁束密度の変化が分かり、ヒステリシスが分かる。
透磁率の誤差及びこれのヘリシティの誤差への影響を調べる必要がある。
2.Sm_2O_3,Eu_2O_3の物性(朝日、植田)
水や火気には安定。酸に可溶。ニラコ以外の入手先、処分の仕方を調べる必要がある。
3.Ge検出器(小笠原)
磁場によるバンドの変化は無視できる。ホール効果と分解能について考える必要がある。
4.コイル(大楽、武田、遠藤)
電子の軌道角運動量も考慮して、芯の材質を検討した方が良いかもしれない。ガンマ線の平均自由行程も考慮して大きさと形を決める必要がある(Smについても)。