解析の中間報告
一つの線源から取った磁場の向きが同じであるデータを足し合わせて、3次式とローレンチアンの和でフィッティングした。
・データ点にエラーバーがついていなかった。
・何を最適化したのかを把握できていなかった。
・共鳴の幅は検出器の分解能に比べて小さいので、ガウシアンでフィッティン グすべきであった。
ゲインが時間とともに少し変化している。
・各ランのデータを足し合わせるし方を考えたほうが良いかもしれない。
・カリウム40によるピークを用いて短い時間間隔でキャリブレーションをする べき。
960〜970keVの領域にある三つのピークの解析が残っている。
・ユウロピウム152によるものをどう分離するか。(フィッティングによるの か、バックグラウンドランのデータを用いるのか。)
・アクチニウム228によると思われる他のピークも寿命を調べて確認すべき。
相対論的効果を考慮してヘリシティの見積もりを変更した。
・h=-1.63±0.7(前回h=-1.39±0.6)
その他の問題点
・磁化の飽和度をどう見積もるか。
・上のヘリシティの値から動機に合った主張ができるのか。
小笠原