2005年度P3課題研究
β-γ偏光相関によるパリティの破れの検証」
発表会
  我々が普段目にするscaleの世界では、物理法則は完全に左右対称に見えます。すなわち、"鏡の中の世界"でも同じ物理が成り立っていて "鏡の中の世界" と "我々の世界"を区別することはできないように思われます。しかし、基本的相互作用の一つである弱い相互作用は、左右非対称すなわちパリティ変換に対して非対称な形で与えられます。この左右非対称を検証するのが実験の目的です。
  実験ではβ崩壊をすると直ちにγ線を放射する原子核28Alを京都大学タンデム加速器で生成し、γ線とβ線の偏光相関からパリティの破れを検証します。
  1年間の我々の試行錯誤の日々の集大成をお見せします。 1、2回生でもわかるようにグラフィカルにわかりやすく説明するつもりです。 現3回生の皆さんは来年の参考になること間違いなし!4回生の皆様も是非見に来てやってください。

 日時:2月24日(金)
 時間:15:00〜16:30
 場所:理学部
     5号館 物理学教室
     第4講義室


■課題研究 発表会日程■