2001年度P1,P3合同発表会

終了しました。来てくださった方々、どうもありがとうございます。
日時2002年2月26日(火曜日)15:00〜18:00
場所 京大理学部物理教室 第4講義室

P1・P3の実験紹介
宇宙線の観測
EPRの検証
(d,p)反応による殻模型の検証
・宇宙線の観測
大きなNaIを用いてその中を通った宇宙線をIITというカメラを使って実際に目で見える 画像としてとらえる。 ミューオンと陽子の区別や、電子に崩壊する様子などもとらえたいと考えています。
・EPRの検証
22Naの positron →2gamma decay で得られたgammaの散乱各分布を用いてEPR paradoxの 成否を検証する(予定)です。
原子のまわりの電子が不連続なエネルギー状態を持つように、原子核内の核子にも不連続なエネルギー状態(殻構造)があります。

(d,p)stripping反応を利用して、原子核内の殻構造を見ました。 また、殻構造を理論的に表すのに、一粒子模型が使われます。 この実験では、その一粒子模型が成立するかどうかも検証していきたいと思っています。

今回の実験では、一般によく調べられる魔法数付近のターゲットではなく、少しはなれたところでのSi、Alをターゲットにして実験を行った。

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