理系の研究に役立つソフトウェアは、UNIX使いな研究者が必要に迫られて作ったものが多いらしく、 その多くがUNIX上で、しかもフリーで提供されています。 ですので、理系の学生としてはぜひともUNIXを覚えて先人たちの恩恵に与ればよいのですが、 使い慣れたWindowsも手放したくないと思うのが人の心。 UNIXのFreeWareのWindows(&Mac)への移植も程度の差こそあれ、盛んに進められています。 このページではそのようなソフトウェアを中心に、 Windowsで理系の研究を行う際に役立つソフトウェアの情報を集めて行きたいと思います。
あ、それと日本語化されたものが中心です。 別に英語のままでも覚えてしまえば同じなんですが、とっつきやすさは重要ですからね。
LaTeXとは印刷物を作成するためのソフトウェアです。 元々、数学者が自分の本を出版するために作っただけの事はあって、 理系のレポートを作成するための機能には事欠きません。 理系の学問を修めるならとりあえず覚えておきましょう。
まずは日本語TeX情報 に行きましょう。LaTeXに関する情報はたいてい大丈夫のようです。 それから、LaTeXに関する本を買いましょう。 LaTeXは例えばHTMLに比べて情報量が多く厳密さも要求され勉強すべきことが多いので、 WEB上で済ませようとせず本を買ったほうがいいです。 WEB上の解説サイト等もHTML等に比べかなり弱い気がします。(海外ならば違うかも)
gnuplt はグラフを描画するツールです。 どっかから取ってきたデータをグラフ化したり、 それに理論から求めた曲線を追加したり、 それからどの程度ずれているかを求めてみたり、まあ、色々です。 LaTeXとの相性が抜群なのでこれもレポート作成の必須ツールです。
まずは、 GNUPLOT 日本語化・機能拡張 (PLUS-enhanced) パッチ 公式サイトに行って Windows用バイナリを持ってきましょう。 それを普通に解凍してwgnuplotを起動…すると、慌てると思います。 日本語化されてないのはよいとして、フォントが小さすぎです。(←環境による?) READMEにフォントの変更方法が書いてありますが、 それと同様に ChooseFont で大きさを変えれば大丈夫。準備完了です。