TTL回路のスピードはトランジスタが不飽和/飽和の間を 遷移することがスピードのリミットを与えてしまっています。 そこで不飽和回路を用いたエミッタ結合論理回路があります。 ロジックとしては差動増幅回路が用いられます。論理レベルは +0.4,-0.4が論理1と論理0に対応します。 ポイントは作動増幅の2つの出力が不飽和にならずに 0.4/-0.4の間を行き来するように定数を決めておくことです。 電力消費はTTLよりむしろ高くなっています。