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ワイヤードAND

NAND回路の出力を共通にして繋ぐと2つの回路のANDがとれます。すなわち

\begin{displaymath}V_o= \bar{V_1V_2}\cdot\bar{V_1V_2}
\end{displaymath}

になります。両方とも出力がhighのときだけ出力がhighです。 能動抵抗を持つやつでは使えません。(電力消費の問題) 出力段の抵抗を省いてコレクタをそのまま外へ出したものをオープンコレクタ と言って、非常に良く使われます。

オープンコレクタのNAND回路の出力に共通プルアップ抵抗を設けると、 これもandになります。このようなやり方をワイヤードANDといって 図のようにつかうとバスにロジックをつなげるための方法になります。


 
Figure: DAC
\begin{figure}
\epsfxsize=0.90\textwidth
\centerline{\epsffile{bus.ps}}\end{figure}


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2000-02-20