2000年度
課題研究P3 『素粒子と原子核』

実験担当: 舟橋 春彦、 今井 憲一
理論担当: 藤原 義和、巽 敏隆、北澤


実験終了!!  2000年12月2日早朝、タンデムバンデグラーフ Gコース

       名倉 照直、深尾 祥紀、
    大田 晋輔、      船木 靖郎三輪 浩司寺嶋 知
舟橋

最近のお話
卒業論文を書き上げる!!
そして、旅立ち!!!
といってもすぐ そこ にいますけど。

卒業論文(gzipped postscript file 2218 kB), (pdf 0.7MB)

無事終了 P1・P3合同発表会 2001.2.13(tue) 16:00〜 at 第2講義室



2000年度から担当教官を交代し新しくテーマを「素粒子と原子核」と改め、 いわゆる Subatomic Physics の分野における基礎物理に興味を広く持って 研究を行う。
前期の理論では、 「B. Povh, K. Rith, C. Scholz, F. Zetsche著 素粒子原子核物理入門」を用いて、素粒子原子核についての基礎的な概念や、 現在の素粒子原子核物理の理解がどのようして得られたものなのかを、 過去の実験データに基づいて学んで貰おうと思っている。 実験としては前期までに、 いろいろなテーマの候補を挙げ、過去の実験手法を学び、 自分達の実験を計画していく予定である。 例えば、ある種の不安定原子核がつくれるとそれを用いて 時間反転対称性の破れについて探索する実験が可能になる、 我々の手でどこまで出来るかチャレンジングなテーマである。 良いアイデアが出れば中性子干渉実験も可能である。そのほか 加速器によらない実験(非加速器物理)も考えていきたい。 学生が主体的に独創的なアイデアを練っていく過程を重視する。
後期はいよいよ自分達の計画を実行に移す。 装置をつくり、テストし、測定し、解析し、レポートを作成し、 発表会を行う。この一連の作業を通じて、 “研究”と云うことを体験する。 後期の理論では、自分達の実験計画の理解を深めるのに相応しい 論文を選定してゼミのテキストとしたり、実際に自分達で理論計算を試みたり する等、実験との協調も配慮していく。



P3_2000の連絡帳

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Proposal「巨大共鳴」(gzipped ps)
Proposal「核種について」

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Last modified: Wed Jan 24 22:19:51 JST 2001