実験担当: 原子核ハドロン研究室
理論担当: 原子核理論研究室
課題研究P4では、原子核とハドロンについての基礎的な学習をおこない、宇宙、素粒子、 物性物理との境界領域を含めた広範な研究テーマから自分たちで決めた研究をおこなう。
前期は、理論ゼミでは原子核物理の基礎と角運動量や散乱問題など必要な量子力学の学習をおこない、 実験ゼミでは実験に必要な放射線検出法や加速器についての演習を含めた学習をおこないつつ、 研究テーマを具体的な検討作業を経て絞っていく。 その際、学生諸君の主体性を重視する。
後期はテーマを絞って実験・理論両面から研究する。 実験の計画、設計、実施、データ解析、報告をまとめる作業は自分たちでおこなう。 実験施設(加速器)としては、京都大学のタンデム加速器、 大阪大学核物理センターのサイクロトロン、SPring-8などを利用する。 原子核と加速器をキーワードとして”(物理を)研究すること”とはどういうことかを体得することを目指す。