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オペアンプ(演算増幅器)で考える


 
Figure: オペアンプの記号
\begin{figure}
\epsfxsize=0.2\textwidth
\centerline{\epsffile{OPamp-fig.ps}}\end{figure}

やっと増幅器の内部回路を理解したので今後アンプは三角で表すことにします。 アンプの典型的なものがオペアンプです。差動入力/単出力の小型ICアンプの 総称だと思ってもよいです。図で(-)記号がついているのが反転入力端子といって 入力と出力が逆相になる入り口で(+)記号が出力と入力が同相になる非反転入力端子です。 内部的にはまさしく差動増幅器の2つの入力になっています。

裸で使うと 差動ゲイン=100db, CMRR=90dB,入力インピーダンス2Mオーム以上、出力インピーダンス 50オーム以下というのが大体の性能です。実用上はほとんどゲイン無限大 入力インピーダンス無限大、出力インピーダンス0オームと考えてよいです。 ここで deci Bel (dB)は

    電圧比=$20log_{10} Vout/Vin$
    電流比=$20log_{10} Iout/Iin$
    電力比=$10log_{10} Pout/PIin$
などで定義されているもので、倍変ると6dB、10倍変ると20dB変化するという わけです。オペアンプは極限までトランジスターの増幅度を使い込んでいるので 周波数特性は、なかのトランジスタの極限性能がすなおに見えます。結局DCまで増幅できると 言っても、10ー100Hzぐらいから増幅度はどんどん落ちます。 結局オペアンプは「負帰還」をかけて使うものなのです。 また負帰還をかけないと ちょっとした入力でアットいうまに飽和します。 これはなにもオペアンプに限った事ではなく、世の中のすべての増幅器は負帰還が かかっています。では負帰還とはなんでしょうか。

 
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2000-02-20