デジタル全盛である。私は30年ぐらい前はしょっちゅう秋葉原をめぐって
ジャンク屋でめぼしいものを探しては買ってみるなんて行為をしていましが、
最近の秋葉原はもう一面パソコンショップですね。当時いろいろ失敗もしましたが
今から思い返すと良い思いでです。 さて
デジタル全盛といっても入力と出力にはかならずアナログが関与します。
さすがにキーボードにはアナログの入り込む余地はほとんどありませんが、
物理の実験データをとるときは必ずアナログをデジタル変換します。これを
表示するときはCRTの画面ですが、RGB出力は一般にアナログだし、CRTの水平掃引や
垂直掃引はデジタル出力です。最近の液晶ならデジタルかというとそうでもなく、
アナログRGBの規格に合わせるため計算機内部のデジタル情報をアナログ化し
RGB規格にして液晶ディスプレーでそれをデジタルに戻すとか言う笑えない
事実も起っています。 結局なんのかんのといっても
アナログ情報→AD変換→計算機→DA変換→目
という流れは決してなくなりません。そこでまずデジタルコース第一回目は AD/DA変換ということから始めます。