「三体核力が決まった先には、どんな物理がまっているのだろう?」そんな思いから、少数核子系散乱の実験と近年研究が進んでいる核力理論( カイラル有効場核力理論)から、三体核力を含む高精度な核力の構築を行うプロジェクトを進めています(JSTERATO関口三体核力プロジェクト,通称: TOMOEプロジェクト)。三体核力の距離、スピン、荷電スピンといったダイナミクスの全貌にせまるためには、偏極実験は欠かせません。我々は、偏極を作る装置(ビーム、標的)と偏極を測る装置を開発&建設をし、それらを用いたユニークな実験を展開しています。